7月21日(月)に行われたピア・サポートトレーニングには、34名の生徒が参加しました。
緊張をほぐすためのウォーミングアップとして、「ひたすらじゃんけん」と「じゃんけんトレイン」を行いました。じゃんけんトレインは小中との交流でも行うウォーミングアップなので、自分たちが体験することで小中学生たちをよりよくサポートすることができるのではないかと思います。
今回のエクササイズは、「繰り返しの技法」と「アイメッセージを使った伝え方」を行いました。どちらも相手を傷つけないコミュニケーションの技法です。「繰り返しの技法」では、聴き手に自分の話を受け止めてもらっていることを体感しました。また、「アイメッセージを使った伝え方」では、相手を責めたり、傷つけたりしない言い方を実際に考えることができました。どちらの技法も今後の学生生活に役立てられると生徒たちは実感できたようです。
(生徒の感想)
・嫌なことをした相手にやめてほしいと思ったら、ユーメッセージではなく、アイメッセージを使うことで、仲が悪くなることもなく、問題解決できる。私もイライラして、ひどい言い方をしてしまうときもあるので、気をつけたいと思いました。
・アイメッセージを使うだけで相手も自分も嫌な思いにならず、年上の人などへの接し方もわかりやすくて、色々な人と関わる機会が増えると思いました。ユーメッセージだと相手を悲しい思いにさせてしまい、解決しないなと思いました。
・言葉の使い分けによって、相手に伝わる印象が変わり、関係が悪くなってしまうことがあるとわかりました。友人と話すときも、大丈夫な言い方か考えてから発言したいと思いました。
・伝え方1つで相手の気持ちも、自分の気持ちもマイナスになってしまうんだなと思いました。そして、自分が無意識にユーメッセージを使っているのではないかと思い、気をつけようと考えました。このことは人と関わっていく上で、大事なことだなと思いました。