11月7日(火)、北海道渡島総合振興局、渡島地域林業担い手確保推進協議会が主催する農林漁業出前講座が行われ、1、2年生が参加しました。
一次産業にかかる動画を見た後、各担当の方から農業、林業、酪農、漁業についての概要説明がありました。そして、就業者の皆さんから職に就いたきっかけや仕事のやりがい等を話してもらいました。生徒たちも興味深く耳を傾け、「農業を始めるとしたら、初期費用はどれくらいかかるのか」、「山の中で野性動物とのトラブルはあるか」といった多くの質問を投げかけていました。最後に就業者の方から「第一次産業はやる気が大事である」、「どんな仕事でも辛い業務はあるが、それを楽しいと思えることが必要だ」、「若いうちに失敗をさくさんしておいた方がいい、それが糧になるから」といった情熱ある言葉をいただき、生徒たちはそれぞれの進路実現に向け、努力することを誓っていました。
〔生徒たちの感想〕
・仕事の楽しい面だけではなく、辛い面や収入のことなどリアルな話を聞けたのが印象に残った。
・皆さんが自分の長所を生かせる職業を選んでいるのが格好良かった。
・仕事をしている人は誰しも一度は辞めたいと感じたことがあるのではないかと勝手に想像していました。しかし、「台風が来て収入に大ダメージがあっても、この仕事を辞めたいと思ったことは一度もありません」と回答されていたのが、予想外で印象に残りました。
・「最初は苦労しても、続けていると安定してくる」との言葉が印象に残りました。私も高校入学後、続けていることがありますが、うまくいかず悩んでいました。しかし、今回のお話で、最初は辛くても後から苦労が報われることがあるとわかりました。だから、私も卒業まで続けてみようと決心がつきました。ありがとうございました。
・仕事で挫折しそうときも仲間と協力して乗り越えることの大切さを学びました。