1月22日(月)に行われたピア・サポートトレーニングには、21名の生徒が参加しました。
12月に開催予定だった第8回ピア・サポートトレーニングはインフルエンザ蔓延防止により中止となったため、2ヶ月以上ぶりに集まることができました。
久しぶりのウォーミングアップは、「妄想自己紹介」を行いました。配られた漢字と同じ漢字の人を探す「相方探し」によりペアになった後、冬休みにあったことを想像して自己紹介をし合いました。本当にあった出来事だと同じような話題になったり、特別なことがないと話が弾まなかったりする場合もあるのですが、「妄想」だと話していくうちにどんどんダイナミックな話に膨らむこともあり、参加者たちは和気あいあい楽しそうに活動していました。
次に、「うしうまゲーム」を行いました。朗読を聞きながら、「うし」役と「うま」役がお互いの名前が出てくる度に相手の甲を叩いたり、それを阻止したりというものです。こちらもコミュニケーション促進のためのウォーミングアップとなっています。笑い合いながら活動することで、場の空気も和やかなものになっていきました。
今回のエクササイズでは、「ブレインストーミング」を学びました。これは、個人でアイディアをたくさん考えた後、4人1グループになり、時計回りで1人ずつアイディアを発表していくというものです。今回は、「八雲町立図書館の利用者を増やすためにはどうしたらよいか」というお題で考えてみました。「巡回バスを出す」、「寝ながら本を読めるスペースを設置する」、「出張読み聞かせを行う」、「マンガを増やす」、「アロマの匂いにする」、「飲食店を出す」、「飲食スペースを作る」、「お茶会を行う」といったアイディアが出ていました。
次に、ブレインストーミングを使って「問題解決」を実際に行ってみました。各グループで1つの相談事を提示し、それを4人でアイディアを出しながら解決するというものです。相談内容は、「スマホをたくさん見てしまう」、「朝起きられない」、「進路が決まらない」、「置き勉ができない」、「授業中にお腹が鳴る」でした。それぞれ最終的な解決方法は、「スマホの電源を切る時間を決める」、「夜のうちに登校準備を済ませ、朝起きたら朝日を浴びる」、「オープンキャンパスに行く」、「生徒会でアンケートをとってもらい、ロッカーの設置に向けて担当の先生にプレゼンを行う」、「少し早起きをし、朝食をゆっくり噛んで食べる」といったものになりました。今回学んだことを実生活でも役立ててほしいです。
(生徒の感想)
・ブレインストーミングでは、頭の中が整理することができるし、他の人の意見も聞くことができる。問題解決が1人でできないときには、周りの人に相談することで、より多くの意見を聴くことができ、自分に合った解決案を見つけることができた。これから自分でも行ってみようと思った。