2024年7月の記事一覧

令和6年度 学校説明会

 7月30日(火)、学校説明会を開催いたしました。この行事は、八雲町内や近隣の中学生を対象とし、本校の教育内容や特色、魅力を紹介することを目的としています。
 全体オリエンテーションでは、円山校長の歓迎の挨拶の後、普通科と総合ビジネス科の先生方と代表生徒による、学科の特徴や魅力についての説明がありました。その後は、生徒会執行部から学校行事と部活動についての紹介がありました。
 後半は、中学生の皆さんが希望する教科に分かれ、40分間の体験講座を行いました。気温が高く暑い中でしたが、中学生の皆さんが真剣に話を聞き、笑顔で取り組む姿が印象的でした。

2学年インターンシップ

 7月24日(水)25日(木)の2日間、2学年の生徒54名が町内にある15カ所の企業や官公庁等でのインターンシップに取り組みました。新型コロナウイルスの影響もあり、本校では約5年ぶりの実施となりました。進路や職業選択の参考とすること、そして地域の仕事を実際に体験することを目的として2日間全力で取り組みました。具体例を挙げると、航空自衛隊での放水体験や有線電話体験、八雲警察署での指紋採取体験、ツバメ工業株式会社での重機操縦など、他にも日常生活では体験することのできない貴重な体験が多くありました。今回のインターンシップでの経験をこれからの進路活動へ生かしていきます。
 最後に、お忙しい中、本校のインターンシップにご協力いただいた各事業所の皆様方にはこの場を借りて感謝申し上げます。ありがとうございました。

 

夏期休業前全校集会

 7月29日(月)6校時、表彰伝達と夏期休業前全校集会を行いました。陸上競技部の北川さんが第77回北海道高等学校陸上競技選手権大会のハンマー投げで7位入賞、吹奏楽局が第69回北海道吹奏楽コンクール函館地区大会C編成の部で金賞を受賞しました。

 円山校長や生徒指導部長、進路指導部長から夏休みの過ごし方についてそれぞれお話があり、真剣に聞く様子が見られました。羽目を外しすぎず、トラブルに気をつけて有意義な夏休みを過ごしてください。

政治経済 法廷見学+模擬裁判

  7月24日(木)3年生政治・経済の時間に、八雲簡易裁判所の法廷見学と模擬裁判を行いました。2022年の改正民法の施行によって成年年齢が18歳に引き下げられ、高校生も社会において責任ある主体として、積極的な役割を果たすことが期待されます。今回は法廷見学や模擬裁判を通じて、裁判の手続きの進め方や法廷の様子、裁判官、検察官、弁護人の役割や被告人の置かれている状況を理解し、人権保障について考察することができました。

 以下、生徒たちの感想です

「今回の裁判所見学では模擬裁判を行い、裁判について非常に詳しく知ることが出来ました。特に印象に残ったのは、本物の裁判官の方が「最も印象に残っている裁判は?」という質問に答えている時でした。その裁判官の方は、執行猶予期間中に窃盗をしてしまった老人に再度の執行猶予を与え、それからしばらくしてその裁判官の元に老人が無事に執行猶予期間を終えたと言う知らせが届いたという話をしてくれました。私はこの話を聞き、私は裁判官の負う重い責任と優れた判断力に大いに感心し、その思慮深さを見習わなければならないと感じました。」

「私は裁判員制度について法律が分からないと難しいものだと思っていました。しかし、法律が分からなくても裁判官が詳しい法律を教えてくれることや、判決を決める会議で裁判員として参加した人たちが発言しやすいように話を振ってくれたり、事件に関連する写真はモノクロにしたりイラストに変えたりなどと言った様々な工夫が行われていて、もし私が裁判員制度に選ばれたら行ってみたいと思えました。また裁判のときに裁判官はどうして黒色の法服を着なければならないのか疑問でしたが、誰の意見にも染まらず平等な立ち位置だからという理由だと知ることができました。他にも大人になったら窃盗する癖が出てしまう人が多いことや、法律によって課せられる年数が決まっていることも今回の見学で知ることができ、とても勉強になりました。」

「私が裁判所を見学して感じたことが2つあります。1つ目は、裁判所を身近に感じられたということです。私は小学生の時に1度裁判所を見学しましたが、その時は小学生だったということもありどこか他人事のように思っていました。しかし、中学・高校と様々な知識を身につけて行った裁判所は、小学生のときに見たものよりもすごく身近に感じることができ、とてもいい機会になりました。2つ目は、模擬裁判を通じて裁判の流れを掴めた点です。教科書で見るよりも実際にその場に行き経験できたため、わかりやすく自分の中でイメージができました。その他にも裁判所で働いている人に話を聞いたり、裁判官に質問をして答えて貰える機会など、貴重な体験ができてとても良かったです。」

 

PTA生活部 第1回登校指導

 7月25・26日の2日間、今年度1回目となるPTA生活部による登校指導が行われました。保護者の皆様と先生方が4つの班に分かれて生徒の通学路に立ち、登校時の見守りを行いました。
 この取り組みは、生徒の登校時の実態を把握し、事故の未然防止を促すという活動です。2日間とも暑い中、たくさんの保護者の皆様にご参加いただきました。ありがとうございました。今後も地域・PTA・学校がしっかりと連携し、生徒の安全を見守っていきたいと思います。