地歴公民科と英語科という異なる教科が協力して授業を行いました。教科横断的に知識を幅広く学び、生徒に主体的・論理的に考え、表現する力を身につけさせることがねらいです。
歴史総合の授業では、「太平洋戦争中のフィリピン~日本軍はフィリピンに対してどのような軍政を行ったのか~」をテーマに、日本から見たフィリピンの歴史について理解を深めました。オブザーバーとして髙橋校長先生に特別に参加していただく場面もあり、生徒たちは実際にフィリピンで流通していた軍用手票(軍票)手に取り、資料に触れながら、当時の日本がどのような経済的打撃を与えたのかを考えることが出来ました。
コミュニケーション英語の時間では、本校のALTフローラ先生(フィリピン出身)がオールイングリッシュで、フィリピンと日本の歴史教育の違いや、フィリピンから見た日本のイメージなどをお話してくれました。生徒達は日本とフィリピンの比較を通じて、「私たちはフィリピンについて何も知らなかったが、授業を通じて日本とフィリピンの歴史的なつながりがとても重要だということがわかった」と感想を述べていました。
八雲高校では今後も様々な教科で連携した授業を行い、生徒達の学びを深めていこうと思います。