School Diary
総合ビジネス科 日商簿記検定2級合格
総合ビジネス科の3年生 工藤 雅樹くんが、本校では初めて11月受験(年3回の統一試験)で合格をしました。
日本商工会議所(日商)主催の簿記検定2級は、「企業が応募者に求める資格ランキングトップ10」で何度も第1位となっている人気の資格です。近年は問題の難易度が高くなっており2級の合格率は30%前後ですが、日本で実施されている全資格試験のなかでも、企業、受験者、双方から極めて高い評価を得ています。
本校において、2級合格は過去10年間で4人目の合格であり、高校生活の集大成として素晴らしい結果を残すことができました。なお、今後は2月に日商2級の受験を他の3年生も目指しており、成果を出せるよう日々学習に励んでいます。
茶道部 クリスマスお茶会
12月18日(水)本校作法室にて茶道部主催の「クリスマスお茶会」を開催しました。毎年恒例の催しでしたが、昨年度は感染症対策のため開催を見送りましたので2年ぶりの開催となりました。技芸講師である森先生ご指導のもと、日頃の部活動で練習しているお点前を生徒・教職員の前で披露しました。緊張しながらも、成果を感じられるお茶会となりました。
令和6年度 海外短期研修壮行会
12月13日(金)に海外短期研修の壮行会が行われました。海外短期研修は、八雲高校創立百周年記念事業の1つとして、3年間実施される予定です。派遣される生徒2名は、12月21日から31日までの期間、オーストラリア・ブリスベンにホームステイし、語学研修や現地の方との交流を行います。
今年は、2年A組の小池沙弥さんと2年B組の谷天晴さんが代表に選ばれました。校長先生と同窓会会長 小林信雄様からの激励の言葉の後、小池さんと谷さんがそれぞれ決意の言葉を述べました。11日間の研修を通して多くのことを学び、その成果を八雲高校に伝えて欲しいと思います。
3学年 総合的な探究の時間 研究発表
12月10日(火)3学年の「総合的な探究の時間」の集大成として、研究発表が行われました。3学年の生徒が、クラスの垣根を越えて自分たちの進路にあったグループを作り、それぞれ探究テーマを設定し4月から活動してきました。今回は9月に行われた中間発表にて選抜された上位5グループが研究発表を行いました。
研究発表を行ったグループの探究テーマは以下の通りです。
「八雲町で大学と協力した農業の可能性とは」
「若者の意見を町政に反映させるためにできることは」
「歯の大切さを高校生へ」
「定期考査と単元テストの効果と影響について」
「農業とAIを組み合わせて生み出せるものとは」
探究活動の中には、町長との意見交換会を行ったり、全校生徒へアンケート調査を行ったり、AIツールを利用するなど、グループごとに生徒自ら考え、探究した様子が見られました。
3年生の探究活動はこれで終了となりますが、生徒たちには卒業後も探究活動で培った能力を発揮し、自身の人生の在り方や生き方について探究し続けていってほしいと思います。
薬物乱用防止教室・防犯教室
11月28日(木)5、6時間目に全校生徒を対象として「薬物乱用防止教室」「防犯教室」を行いました。最初に、講師である函館方面八雲警察署の山田様に薬物乱用の危険性や依存性について、実例を踏まえお話をしていただきました。実際にお話を聞くことで違法薬物がもたらす影響を考える貴重な機会となりました。
防犯教室では、不審者に遭遇した場合に役立つ護身術を教えていただきました。警察の方から直接教えていただくという体験に、生徒たちも意欲的に参加していました。山田様からは「今日学んだことを何か一つでも、自分のものにできたらいい」というお言葉をいただき、自分に合う術は何か模索している姿が印象的でした。特に春から町外に出る生徒が多い3年生にとっては、薬物乱用や不審者遭遇などに対して当事者意識をもつことにも繋がりました。最後に3年保健委員より「薬物は危険と知っていたがより深く学ぶことができ、また護身術を学ぶ機会はこれまでになかったので貴重でした。」と感謝を述べました。
講演最後には、山田様より「被害者にはなってほしくない」とのお話がありました。生徒のみなさんは今回学んだことを、自分の身を守る力に変えて生活をしていきましょう。