School Diary
令和7年度メディカルガイダンスを実施しました
令和7年度メディカルガイダンスを7月23日(水)に実施いたしました。本校ではメディカルガイダンスを、毎年医療系の進学を目指す生徒を対象に、外部から医療従事者をお招きして講演や体験学習などを通じて、進路に向けた心構えを高めるために行っています。
今年度は、八雲総合病院から看護師、薬剤師、診療放射線技師、臨床検査技師、臨床工学技士、リハビリテーションの6分野の専門職の方々においでいただきました。
第1部では、各分野の方から「なるためのルート」「道内の養成機関」「業務内容」「仕事のやりがい」「就職してからのキャリアアップ」などについて、分かりやすいご説明がありました。
第2部では、本校卒業後、夢を叶えて八雲総合病院に勤務されている「先輩」から、「学生時代に苦労したこと」「その職に就くためにどのくらい勉強したか」「仕事をしていてよかったと思ったこと」など、生徒たちにとって大きな関心事でぜひ聞いてみたいお話を伺いました。
参加した生徒たちにとって、和やかな雰囲気の中で、それぞれの職種が携わる業務について理解を深め、将来に向けた決意を新たにする得がたい機会となりました。
ご多忙の中、講師をしてくださった専門職の皆様と、12名もの職員を派遣してくださった八雲総合病院に心からお礼申し上げます。
説明に熱心に聞き入る生徒 本校を卒業された職員の方々との対談
政治経済 法廷見学・模擬裁判
7月24日(木)3年生の政治・経済の時間に、八雲簡易裁判所の法廷見学と模擬裁判を行いました。2022年の改正民法の施行により成年年齢が18歳となり、高校生も社会の一員として法的責任を負う立場にあり、積極的な役割を果たすことが期待されます。今回は法廷見学や模擬裁判を通じて、裁判の手続きの進め方や法廷の様子、裁判官、検察官、弁護人の役割や被告人の置かれている状況を理解し、人権保障について考察することができました。また生徒たちが実際の法廷の雰囲気を肌で感じ、法律がどのように運用されているのかを自分の目で確かめる貴重な学びの機会となりました。
以下、生徒たちの感想です。
「実際に裁判所を訪れて、模擬裁判をしてみて感じたことは、自分の予想していた裁判とは全く違うということでした。元々、検察官に弁護人が異議ありなどと申すことがメジャーな裁判だと思っていたのですが、模擬裁判を実際に体験してみて、予想していた裁判とは違い、堅い言葉で淡々と裁判を進めていたので、裁判をする裁判官などの人はシナリオもなしにスラスラと進めることができるのはすごいと思いました。そして、スラスラと進めることができるのは、経験と実力なんだろうなと感じました。今回体験させてもらったことを、今後もし自分が裁判員裁判に選ばれるならば、今回のことを参考にして裁判員裁判に取り掛かろうと思いました。」
「実際裁判をしてみて、なんとなく裁判の流れを体験できたり、弁護人や書記官などのそれぞれの役職がどんな事を話したりしているのかなども学ぶことができました。
また、裁判は罪を犯した疑いで起訴された人が有罪か無罪かを様々な証拠を元に判断する場所で、裁判官はそういう人の今後の人生を決めるという事の重大さを実際に裁判を体験したことでより実感しました。八雲の裁判所は私が思っていたよりも、裁判をしている回数が多くて驚きました。また、裁判の中には内容を聞くとこちらが少し悲しくなってしまうようなものもあることに何とも言えない気持ちになりました。
私もあと数年後には裁判員制度という制度によって選ばれることがあるかもしれないと思いました。もし選ばれたときには、検察官や弁護士、被告人、証人の話をしっかりと理解しながら聞くことはもちろん、出てくるひとつひとつの証拠に様々な角度から考えて自分の意見を持ちたいと思います。」
学校説明会を開催しました!
7月25日(木)、本校にて学校説明会を開催いたしました。この行事は、八雲町内および近隣地域の中学生を対象に、本校の教育内容や特色、魅力を紹介することを目的としています。
今年度は昨年度と異なり、前半に「普段の授業の様子を見学する時間」を設けました。中学生の皆さんには、各階の教室で行われているさまざまな授業を自由に出入りしながら見学していただきました。
後半は、総合実践室にて全体オリエンテーションを実施しました。はじめに円山校長より歓迎の挨拶があり、その後、普通科とビジネス科の教員による、各学科の特徴や魅力についての説明が行われました。続いて、生徒会執行部が学校行事や部活動について紹介しました。
暑い中での開催となりましたが、中学生の皆さんが自分の進路に向けて積極的に授業を見学し、説明に耳を傾ける姿がとても印象的でした。今回の学校説明会を通して、本校の雰囲気や学びの魅力を感じていただき、ぜひ八雲高校を進路の一つとして考えていただければ幸いです。
PTA生活部 第1回登校指導
7月22日(火)と23日(水)の2日間、1回目のPTA生活部による登校指導を行いました。この活動は、挨拶や歩行マナー、自転車の乗り方など生徒の登校時の実態を把握し、交通事故等を未然に防ぐことを目的としています。今回は保護者の方と先生方が生徒の通学路にある4つの地点に立ち、登校時の見守りを行いました。
2日間ともに、気温が高く暑い中でしたが、多くの保護者の皆様にご協力いただきました。ありがとうございました。
第76回 遊楽部祭2日目
遊楽部祭2日目が行われました。各クラスや部活動の模擬店、有志発表、PTAバザーが校内各所で行われ、どの会場も多くのお客様で賑わっていました。
午後の閉会式では審査結果が発表され、各部門の3位以上のクラスに対して表彰が行われました。今年の総合優勝は3年B組でした。3年B組がクラスパフォーマンスを披露した後、校長先生からの講評と、生徒会長 櫻庭 彩さんからの言葉があり、2日間に渡る遊楽部祭が終了しました。
ご来場いただいた多くの皆様、準備から手伝ってくださった保護者の皆様にお礼を申し上げます。
【模擬店・PTAバザーの様子】
【有志発表】
【閉会式】
第76回 遊楽部祭 1日目
第76回 遊楽部祭が開幕しました。今年のテーマは「青瞬」です。1日目は体育館でのオープニングセレモニーの後、クラスパフォーマンスや吹奏楽演奏、生徒会企画が行われました。クラステーマを表現するために細部まで工夫して作られた衣装や、息の合ったクラスパフォーマンスが披露されると、会場からは大きな拍手と歓声が上がっていました。
多くの保護者の皆様にもお越しいただき、温かいご声援をいただきました。ありがとうございました。
【オープニングセレモニー】 【ビッグアート披露】
【クラスパフォーマンス】
1年A組 1年B組
2年A組 2年B組
ビジネス連合
3年A組 3年B組
【生徒会企画】
インターハイ出場生徒表敬訪問
陸上競技部2名のインターハイ出場に伴い、八雲町長様と八雲町教育長様へご挨拶に伺いました。インターハイ出場することを報告すると大変喜んでいただきました。最後に一人ずつ「決勝進出したい」「自己ベストを目指す」などの決意表明を行い、激励を受けました。
美術部 遊楽部祭限定でハンドメイドアクセサリーを販売します。
美術部では、今年の遊楽部祭の模擬店「Art C. Love」を出店し、オリジナルハンドメイドアクセサリーを販売します。
販売するグッズは以下の3種類です。
【テトラパックキーホルダー】(写真1)
お菓子のような個包装が可愛いキーホルダーです!中身が見えてシャカシャカ揺れます。(500円)
【ビーズキーホルダー】(写真2)
"こんなのが欲しい"を具現化したキーホルダーで付ける場所を選びません。さりげない可愛さで気分が上がります!(200円)
【ネームタグキーホルダー】(写真3)
お客さんのお名前や入れて欲しい名前を、ネームタグキーホルダーの中に入っている紙に美術部員がお好みに合わせて“センスよく"書いてお渡しします!(200円)
いずれも、お買い上げの方には特典として美術部特製のミニポストカードを1枚お付けします!スマホケースにジャストサイズで入ります。
グッズを制作した美術部員たちは「試作品を作る段階では、うまく道具を使いこなせなかったことが大変でした。」「たくさん練習し工夫した結果、自慢できる仕上りになったと思っています!」「どのグッズもバリエーション豊富で同じものは2つとなく、それぞれ可愛いのでぜひ当日見に来て欲しいです。」「美術部として模擬店をするのは初めてなので、どのような反響があるか楽しみにしています。」と語っていました。
グッズ販売は2日目7月13日(日)9時30分から14時まで、1階格技場前で行います。数量に限りがありますので、早めにお越しください!
写真1テトラパックキーホルダー 写真2ビーズキーホルダー 写真3ネームタグキーホルダー
遊楽部祭準備期間、スタート!
7月12日(土)、13日(日)に開催される「遊楽部祭」に向けて、放課後の準備期間がスタートしています。 校内では、パフォーマンス練習や模擬店の準備、写真ブースの装飾などに、友人たちと協力して取り組む生徒たちの姿が見られます。それぞれがアイデアを出し合い、限られた時間の中でも工夫を凝らしながら、よりよい発表や企画を目指して懸命に準備を進めています。 学校祭へ向けて、仲間とともに創り上げた経験は、きっと一生の思い出になるはずです。残りの期間も体調に気をつけながら、全員で頑張っていきましょう!
令和7年度 性教育講演会
6月30日(月)北海道看護協会常任理事である助産師の川渕ゆかり様を講師にお迎えし、性教育講演会を行いました。1・2年生には人との付き合い方や性的同意など自他を大切にするために必要な知識について講演していただき、3年生には性行為がもたらす危険性や妊娠出産における責任、また性暴力について実例を踏まえた講演をしていただきました。
講演終了後の1・2年生代表生徒謝辞では「デートDVについて知ることができた。人の気持ちを尊重したい」と述べ、3年生代表生徒謝辞では「普段考えることが少ないので貴重な機会だった。成人して大人になっていく自分たちに必要なことだった。」と感謝を述べていました。講演の最後には「何かあったら人に頼ってください、自分を大切にしてください」という川渕様からの温かいお言葉をいただきました。
【1・2年生】
【3年生】
美術部 今年も山車絵の制作に参加しました
去る4月18日〜20日、5月2日の4日間、美術部が今年も山車行列の山車絵の制作に参加しました。絵のテーマは実行委員会から任せていただき、平安女性や女武者、干支の白蛇、和風の花柄、鷲など計8枚のオリジナルの絵を部員9名で描き上げました。参加した部員は「山車にふさわしい和風で格好良い絵になるように考えて描きました。思ったような絵になりました」と、仕上がりに納得の様子で話していました。7月4日・5日の山車行列の当日は、生徒たちが描いた絵を探してどうぞご覧ください。
女武者 平安女性1
鷲 平安女性2
白蛇 花
町内企業合同説明会を実施しました
6月26日(木)5・6校時に本校体育館で、「『や・く・も』の仕事を知ろう~町内企業合同説明会」を実施いたしました。5校時は1・3学年を対象に、ハローワーク函館より川村洸太氏を講師としてお招きし、「企業説明会ってなんのため?~進路選択のヒントを探す~」を演題にご講演いただきました。進学する際の心構え、職業選択の際の情報収集・分析や自己分析の重要性、高校卒業後に働くこととは?企業説明会の意味は?といった、生徒にとって考えるべきことについて具体例を交えて、分かりやすくご講演くださいました。6校時は、1学年および3学年の町内就職希望者を対象に、町内の21の企業・公官庁においでいただき、ブース形式でそれぞれのお仕事の内容や、お仕事の持つ意味を資料や動画、お仕事の体験などを交えてご説明いただきました。生徒たちは、1~3クールで各ブースを回り説明を聞くことで、日常生活では知る機会の少ない町内企業のお仕事について学ぶことができました。参加した生徒からは「このような仕事もしているのかと驚きました」「普段知ることのできなかった町内企業について知ることができました」などの声があがり、職業について視野を広げる大変貴重な機会となりました。このたびの説明会実施にあたりご尽力くださいました八雲商工会の方々やお忙しい中ご参加いただいた企業や公官庁の皆様、ご講演くださった講師の先生に、厚くお礼申し上げます。
講演の様子 説明を熱心に聞く生徒たち
第1回避難訓練
6月26日、第1回目の避難訓練を行いました。今回は地震発生による大津波警報発令を想定した訓練です。屋上への避難を予定していましたが、雨天のため4階の教室に避難場所を変更して行いました。全員が避難完了するまでにかかった時間は4分20秒でした。
避難後、八雲消防署職員の方と校長先生からは「災害はある日突然やってくるので、繰り返し訓練を行い日常から防災意識を高めておくことが大切であること」や「防災意識をどのように高めるのか。身近なところから考えることが大切なので、これを機に八雲町のハザードマップに目を通してほしいこと」などの講評をいただきました。
インターハイ出場!!
6/17~6/20にかけて旭川市花咲スポーツ公園陸上競技場にて開催された「第78回北海道高等学校陸上競技選手権大会 兼 秩父宮賜杯第78回全国高等学校陸上競技対校選手権大会北海道予選会」に参加してきました。
結果として、2年生関谷悠暉さんが棒高跳1位、3年生平田光我さんが円盤投6位でインターハイの出場権を獲得することができました。今年度のインターハイ陸上競技は7/25~7/29に広島県で開催されます。ベストを尽くし、良い結果になるように練習に努めて参ります。応援の程、よろしくお願いいたします。
第76回 遊楽部祭ポスター完成
第76回遊楽部祭ポスターが完成しました。デザインは美術部3年生の能戸さんが行いました。能戸さんにデザインに込めた思いを聞きました。
「テーマ青瞬の文字をセンターにしたかったので、見たことのない字体にしました。絵は、学校祭準備期間中に学生が買い出しに行く風景をイメージしました。広く受け入れられるデザインにしたかったので、テーマの青色だけでなく他の色も入れてカラフルにしました。」
このデザインをもとに、来週からの学校祭準備期間にはビッグアートの制作が始まります。
第1回清掃ボランティア
6月12日(木)ボランティア活動として町内清掃(ゴミ拾い)を行いました。54名の有志の生徒が参加し、グループごとにそれぞれのルートを辿りゴミ拾いを行いました。普段、生活している八雲町を綺麗に保ち、町民が気持ちよく生活ができるよう丁寧にゴミを拾う姿が印象的でした。当日は日差しにより、気温よりも暑く感じる天候でしたが、参加した生徒たちは一生懸命にボランティア活動に取り組んでいました。
全道大会 壮行式
6月6日(金)、前期中間考査終了後の4時間目に、全道大会に出場する陸上競技部の壮行式が行われました。
壮行式では、代表として部長の村上澪くんが大会に向けた力強い意気込みを語り、会場は温かい拍手に包まれました。
式には校長先生をはじめ、教職員、生徒全員が参加し、全校をあげて選手たちへの応援と激励の気持ちを表しました。
選手の皆さんが全力を尽くし、日頃の練習の成果を発揮できるよう、心から応援しています。健闘を祈ります!
1学年体育 集団行動発表会
6月2日(月)3校時、1学年体育の授業で集団行動の発表会を実施しました。約1ヶ月の練習で、基本動作を習得し、全体で動きを揃えてきました。また、提示された課題にグループごとにオリジナルの表現を付け加え、その成果を発表しました。
この集団行動の授業を通して、コミュニケーション能力を高め、協調性を学ぶことができました。今後の学校生活に役立てて欲しいと思います。
【1B 女子】
【1AC 男子】
【1B 男子】
【1AC 女子】
【陸上競技部】高体連函館支部大会結果報告
2025年5月22日(水)から24日(金)まで、千代台陸上競技場にて開催された「第78回函館支部高等学校陸上競技選手権大会 兼 北海道高等学校陸上競技選手権大会 函館支部予選会」に出場してきました。多くの種目で熱戦を繰り広げ、各種目において力を存分に発揮し、多くの選手が全道大会への出場権を獲得しました。また、男子棒高跳では大会新記録・道南新記録の快挙も達成されました。
・トラック競技
男子200m 決勝
4位 村上 澪 23.14 全道大会出場
男子400m 決勝
2位 余湖 結斗 51.80 全道大会出場
6位 村上 澪 54.03
男子5000m 決勝
9位 戸田 新 17:59.98
男子3000mSC 決勝
5位 戸田 新 11:16.82
男子5000mW 決勝
1位 山本 大翔 27:59.92 全道大会出場
男子4×100mR 決勝
5位(1. 高野 2. 村上 3. 岡島 4. 谷) 44.53 全道大会出場
男子4×400mR 決勝
4位(1.村上 2.谷 3.岡島 4.余湖) 3:32:19 全道大会出場
女子400m 決勝
6位 櫛桁 伽音 1:07.08 全道大会出場
女子3000m 決勝
5位 服部 心夢 12:59.09 全道大会出場
女子5000mW 決勝
1位 服部 心夢 37:47.60 全道大会出場
・フィールド競技
男子棒高跳 決勝
1位 関谷 悠暉 4m40 道南新記録・大会新記録 全道大会出場
男子三段跳 決勝
8位 岡島 優斗 11m69
男子砲丸投 決勝
1位 平田 光我 13m76 全道大会出場
7位 笹谷 悠生 8m96
男子円盤投 決勝
1位 平田 光我 39m40 全道大会出場
5位 笹谷 悠生 27m43 全道大会出場
7位 尾形 諒介 24m71
男子ハンマー投 決勝
4位 平田 光我 23m50
5位 笹谷 悠生 21m31
男子やり投 決勝
2位 尾形 諒介 50m30 全道大会出場
3位 余湖 結斗 45m49 全道大会出場
男子フィールド総合1位
女子円盤投 決勝
3位 簗田 舞 26m24 全道大会出場
女子ハンマー投げ 決勝
1位 北川 向日葵 39m96 全道大会出場
女子やり投 決勝
6位 吉原 綾花 25m88 全道大会出場
9位 澤田 美麗海 21m71
これらの成果は、選手たちのたゆまぬ努力の賜物であると同時に、日頃から温かく見守り、支えてくださっている保護者の皆様、地域の皆様、そして関係者の皆様のご理解とご協力の賜物でもあります。この場をお借りして、心より御礼申し上げます。
次なる舞台は、6月に旭川で開催される全道大会です。選手たちはさらなる高みを目指し、日々の練習に一層励んでおります。これからもチーム一丸となって、悔いのない戦いを全力で挑んでまいります。
引き続き、変わらぬご声援とご支援を賜りますよう、どうぞよろしくお願いいたします。
情報モラル教室
5月27日(火)に情報モラル教室が行われました。
八雲警察署 生活安全課 山田様を講師にお招きし、インターネットやSNSに関する事件や犯罪の危険性と、トラブルに巻き込まれないための対策を学びました。SNSトラブルについての動画を視聴し、軽はずみな投稿から高校生でも誹謗中傷の加害者となってしまうことや、刑事罰の対象となる可能性もあることを学びました。
他にも、オンラインカジノや闇バイトなどスマートフォンを介した犯罪が増加し、若者がターゲットとして狙われている現状があります。スマートフォンは便利なものですが落とし穴があり、使い方を間違えると危険であることや、犯罪に巻き込まれやすい孤独な状態にならないために、相談できる仲間を作ることの重要性を教わりました。講話の後は、3年生の寺沢空さんがお礼の言葉を述べました。
各病棟で看護の心を間近で学ぶ~3年生が八雲総合病院で「一日看護体験」
5月14日(水)、本校3年生5名が、八雲総合病院主催の「一日看護体験」に参加しました。
生徒たちは、車椅子操作や血圧測定、新生児との触れ合い、地域包括ケアやリハビリテーションの見学などを通して看護の現場を体験しました。多職種が連携して患者を支える様子を学び、生徒たちは感銘を受けていました。
先輩看護師方からは、患者とのコミュニケーションや患者の視点に立つことの重要性を学びました。参加した生徒たちは、看護の責任とやりがいを再認識し、将来への決意を新たにしていました。
この貴重な機会をくださった八雲総合病院の皆様、温かくご指導いただいた職員の方々、そしてご協力いただいた患者様方に心より感謝申し上げます。
ユニフォームに着替えガイダンスを受ける 病棟でのストレッチャー体験
交通安全講話
5月13日(火)6校時、八雲自動車学校の松山様を講師としてお招きし、交通安全に関する講話をしていただきました。「交通安全への意識改革」というテーマで、実話を元にしたDVD視聴を通して自転車事故を起こした場合、加害者はどうなるのかというお話をいただきました。
また、2026年4月から16歳以上にスマートフォンを使用しながらの運転、2台以上の並進運転等で「青切符」を導入し、反則金を徴収することが始まるといった最近の動向も教えていただきました。
今回の講話で学んだことを今後の生活に生かし、安心安全な生活を送っていきましょう。
生徒総会、高体連・高野連壮行会
5月8日(木)、本校体育館にて生徒総会、高体連・高野連壮行会が実施されました。
生徒総会では、生徒会の活動報告や今後の行事について意見交換が行われました。生徒一人一人が自分たちの学校生活について考え、意見を発表する貴重な時間となりました。
続いて行われた高体連・高野連壮行会では、これからの大会に挑む部活動の選手たちに応援のメッセージが贈られました。八雲高校の選手一人一人が精一杯力を発揮できるよう、全校生徒一丸となって選手たちを応援し、共に頑張っていきたいと思います。
保護者の皆様、地域の皆様におかれましても、選手たちの活躍を心より期待し、引き続き応援をよろしくお願いいたします。
椅子プロジェクト ボランティア参加
4月25日(金)町内で企画されている「誰でも座れる椅子プロジェクト」のボランティアに本校生徒15名が参加しました。小学生ボランティアが白く塗った椅子に酪農が盛んである八雲町ならではの牛の黒模様を塗る作業を行いました。それぞれが思い描く牛の柄を工夫をこらして真剣に塗る様子が見受けられました。この椅子は町内のあらゆるところに設置されています。見かけた際にはぜひ、ご利用ください。
授業参観・PTA総会
4月26日(土) 今年度の授業参観とPTA総会が行われました。1・2時間目が参観授業となりました。保護者の皆様が後ろから見守る中、生徒達は真剣な表情で授業に取り組んでいました。
PTA総会では、新転入職員紹介の後、令和6年度の活動報告や令和7年度の活動計画などの審議が行われました。令和7年度のPTA新役員には会長の小熊裕樹様ほか計8名の保護者の皆様が就任されました。ご来校いただきました保護者の皆様、ありがとうございました。
令和7年度 入学式
令和7年度の入学式が本校体育館で挙行され、普通科 55名、総合ビジネス科 7名の62名が校長より入学許可を受けました。
吹奏楽局が演奏する中、多くのご来賓と保護者の皆様の拍手を受けながら新入生が入場しました。校長式辞に続き、ご来賓の方の中から八雲町長 岩村克詔様と父母と教師の会会長 小熊裕樹様よりご祝辞をいただきました。その後、新入生代表の佐々木さくらさんが力強く「入学生代表宣誓」を行いました。八雲高校での3年間が実り多いものになることを願っています。
対面式
4月9日(水)の5、6時間目に、体育館で対面式が行われました。生徒会から新入生に向けて、1年間の行事紹介や教員紹介があり、新入生たちは真剣な表情で聞き入っていました。
また、各部活動や局からそれぞれの紹介があり、練習風景や活動報告を示す動画などで新入生の勧誘が行われました。部活動や局活動は学生時代にしかできない貴重な経験です。高校生活を有意義に過ごすためにも、ぜひ積極的に参加してほしいと思います。
令和7年度 着任式・始業式
4月8日(火)、上村晴美教頭をはじめ今年度着任した9名の教員の着任式と始業式が行われました。
着任式では、9名の先生方からご挨拶の言葉がありました。始業式では、校長先生、生徒指導部長の先生、進路指導部長の先生から新年度の学校生活で大切にして欲しい事や進路実現のために必要な心構えについてお話がありました。
令和7年度が始まりました。新たな気持ちで頑張りましょう。
美術部『八雲地域高齢者お役立ち情報誌』表紙製作
本校美術部員の絵が町の情報誌の表紙を飾りました。
本校美術部2年生石川絆名さんが八雲町社会福祉協議会発行の生活情報誌『八雲地域 高齢者お役立ち情報誌』の表紙と裏表紙の絵を担当しました。表紙は八雲ゆかりのミルク缶・木彫り熊・新幹線を配したイラストを、裏表紙は高齢者が家族とお祝い事でパフェを食べる様子をそれぞれ描きました。石川さんは「『八雲からイメージするもの』と『温かい家族の雰囲気』を表現しました」と絵のコンセプトについて説明しました。「高齢者の方々のためにと思い一生懸命に描いたので、お役に立ててうれしく思います」とできあがった情報誌を手に、笑顔で語っていました。
修了式・離任式
3月24日(月)に本校体育館にて令和6年度修了式・離任式が行われました。4月から2年生はいよいよ最高学年になり、1年生も後輩ができることとなります。校長先生や進路指導部長からお話をいただき、次年度へ向けて気持ちを新たにする機会となりました。
また、今年度は渡邊教頭をはじめ、11名の先生方が離任されることとなり、各々が八雲高校での思い出や新天地への想いを語って下さいました。 その後、生徒会長が離任者に向けて言葉を贈り、生徒会からそれぞれ記念品を贈呈し、最後は全校生徒が見送る中、離任する方々が退場されました。 離任される皆様の新天地での活躍をお祈り申し上げます。
1学年 音楽学習発表会
1学年による音楽学習発表会を体育館にて開催しました。器楽分野からトーンチャイム、歌唱分野から学年合唱の2つの分野を発表しました。当日は、多くの先生方に日頃の学習の成果を発表することができました。トーンチャイムでは、ジブリやポップスなどグループごとに選曲をし、個性豊かに演奏しました。学年合唱では「青い鳥」を歌いました。難易度も高く練習はとても苦労しましたが、学年みんなで力を合わせて無事発表会を成功させることができました。
令和6年度 春季体育大会
3月21日(金)、本校体育館で春季体育大会が行われました。今年は、フリスビードッジビー、バブルサッカー、バレーボール、バスケットボールの4種目で学年対抗戦が行われました。また、バレーボールとバスケットボールには、先生方も教員チームとして参加し、熱戦が行われました。1・2年生がクラスの垣根を越えて団結し、得点を競い合う姿が印象的でした。体育館の中には、仲間を応援する大歓声が響いていました。
令和6年度 選挙啓発出前講座
3月19日(水)地歴公民科の授業の取り組みとして「選挙啓発出前講座」が本校体育館で行われました。
北海道選挙管理委員会事務局渡島支所と八雲町選挙管理委員会のご協力の下、選挙や投票参加の意義等について理解を深める機会となりました。
今回は架空の都市の未来を担う3人の候補者から、生徒自らが主体的に考え1票を投じる模擬選挙を行いました。実際の選挙で使用されている、記載台や投票箱を目の前に生徒達は緊張した面持ちで投票している様子が印象的でした。
今年の7月には第27回参議院議員通常選挙が実施される予定です。実際に選挙権を得る生徒達には、引き続き政治や社会での出来事について自分ごととして考え、主体的に行動できるようになってほしいと思います。
以下は生徒の感想です。
・模擬投票を実際にやってみて、まずは、3人でも一人に絞るのは難しいと感じました。自分の居住地域や国の未来をつくる人を選ぶのにどの人が最適なのか考えるのはとても大変だと思いました。模擬投票をしてみて、体育館でステージの上だったけど緊張感があると感じました。結果は自分が投票した人が当選し、模擬でもホッとした気持ちになりました。あと1年経てば18歳になり、選挙に参加できるようになります。今回の模擬投票で得た知識と思いを忘れずしっかりと選び、真剣に選挙に参加したいと思いました。
・思っていたよりも選挙に投票することは簡単な作業で、政治に参加する一番身近な方法だと感じました。自分が有権者になった時にしっかりと投票しに行こうと思いました。
・やり方がわからないまま実際に投票所に行かなければならないのかとずっと困っていましたが、今回こういう機会を作っていただいて、やり方を知ることができたので良かったです。どういうことをしたら無効投票になるのかも知ることができました。
令和6年度 海外短期研修報告会
3月17日(月)に本校同窓会の役員の皆様をお招きして、海外短期研修報告会が行われました。今年度の本校代表である2年B組の谷天晴さんが、ホームステイ先のオーストラリア・ブリスベンでの生活について報告を行いました。
ホストファミリーや現地の方々と英語での交流を深めたことや、食事、訪れた場所などが写真と共に紹介されました。また、後輩達には、学校で習う英語でも十分に意思の疎通ができるので、話すことが大事であることや、挑戦することの大切さが伝えられました。八雲高校創立百周年記念事業の一環である海外短期研修が、実り多いものとなったことを知ることができました。
第77回卒業証書授与式
3月1日(土)、本校にて第77回卒業証書授与式が行われました。式典には、在校生、教職員、来賓の方々、卒業生の保護者の皆様が参列し、卒業生73名(普通科62名、総合ビジネス科11名)の卒業を心からお祝いしました。
岩村克詔町長や小熊PTA会長をはじめ、来賓の方々からは温かいご祝辞を賜り、改めましてご参列いただいた全ての皆様に深く感謝申し上げます。
また、卒業生代表による答辞では、これまでの思い出と共に、これから新たな道を歩む未来への期待と希望が込められ、会場全体が温かな雰囲気に包まれました。 在校生にとっても、先輩方の卒業する姿は学校生活の一つの大きな節目となり、今後の学びの意義を再認識する貴重な機会となったことと思います。
八雲高校での3年間はこれで一区切りとなりますが、卒業生の皆さんにとって、人生はこれからが本番です。今後のご活躍と幸せを心より願っております。
進路報告会
令和6年度進路報告会が2月25日(火)6校時、本校体育館で行われました。今年度の進路活動の結果、合格・内定を手にした5名の3年生が1・2年生に伝えることをねらいに、自身の体験を語りました。国公立大学学校推薦、私立総合型、看護学校一般受験、地方公務員、一般企業の5つの分野について、志望先を決めるまでの経緯、志望した具体的な理由、志望先で学びたいことや取り組みたい業務、将来の展望、なぜその進路を選んだのかについても説明しました。中でも、方向が決まってから進路実現のために取り組んだこと・苦労したこと・後輩へのアドバイスには、特に力のこもった説明が行われました。説明では、①進路先をできるだけ早く決めること、②対策を早く始めること、③学校・企業とも徹底して進路先のことを調べて対策に生かすこと、④学習はもちろん資格検定取得、部活動・生徒会や委員会活動・ボランティア活動などの課外活動といった日常の学校生活を大切にすること、⑤周囲に協力を求めることが、共通の重要な事柄として熱心に語られました。報告を聞いた2年生の代表からは、貴重な体験を聞くことができたので今後の自分たちの進路活動に生かしていく感謝と決意、卒業後の活躍を願う声援とが送られました。説明を行った3年生は、「自分の体験を後輩の役に立てたいと思い、精一杯考えて話しました」「学校生活を大事にすることを伝えたいと思いました」「自分が苦労したので、進路活動はできるだけ早く始めてほしいと思います」「来年、再来年、自分たちの目標を実現してもらいたいです」などの思いや後輩たちへのエールを明るい表情で語っていました。
自分たちの進路活動を熱心に説明する3年生 メモを取りながら聞き入る1・2年生
第38回 八雲さむいべや祭りに参加
2月9日(日)、総合ビジネス科の生徒8名が第38回八雲さむいべや祭りの会場で、「二味貝(ふたみがい)クッキー」の限定販売を行いました。
「二味貝(ふたみがい)クッキー」は、株式会社 木蓮から講師をお招きし、総合ビジネス科の授業の中で商品開発を行ってきたものです。八雲町の特産品であるホタテの形をしたクッキーには、八雲産の牛乳、熊石産の塩、野田生産のカルサイトが使われています。事前に新聞などでPRをしていただいた効果もあり、限定販売の100個はすぐに完売となりました。
令和6年度ルスツスキー遠足
2月6日(木)、2学年体育のスキー総合学習としてルスツリゾートスキー場に行きました。強風の影響でゴンドラ、リフトが低速運行となりましたが、怪我なく安全に滑走を楽しむことができました。生徒たちは自分たちの技量に合わせたコース選びをしながら広いゲレンデを気持ちよく滑走していました。
2A 2B
2C 滑走の様子
第2回 町長と高校生の意見交換会
1月28日(火)昨年に引き続き2回目となる、町長と高校生の意見交換会が実施されました。前半は生徒たちが「総合的な探究の時間」の授業の中で地域課題を見つけ、自分なりの解決策や改善策をまとめたものを町長に向けて発表しました。さらに先日海外短期研修に行った谷くんが、研修先のオーストラリア ブリスベンでの経験を発表しました。後半は「八雲町から進学などで町を離れた人たちが戻ってきたいと思う町づくりについて」というテーマのもと意見交換を行いました。意見交換会を通して、生徒たちは積極的に発言し、それに対して町長にも真剣に答えていただいたので、とても有意義な時間でした。今後も継続して行っていきたいと思います。
冬季休業後全校集会
1月15日(水)、冬休み明けの全校集会が実施されました。大きな事故や怪我もなく、元気な姿で登校して来た生徒たちにひと安心しました。また、新しい一年のスタートを迎えるにあたり、校長先生から講話をいただきました。
現在、感染症などが流行していますが、各自がしっかりと自己予防に努め、元気に学校生活を送ってほしいと願っています。
冬季休業前全校集会
12月23日(月)、冬休みに向けて全校集会が実施されました。生徒指導部からよりよい休暇を過ごすために事故防止の注意喚起がされ、進路指導部からはどの学年も進路を視野に入れて学習に取り組んだり、積極的な進路活動に取り組み始めるようにとアドバイスがありました。
また、一年を締めくくる校長先生からの講話を生徒たちは熱心に聞いていました。
年明けの登校日は1月15日(水)です。感染症などに負けず、元気で年明けにお会いしましょう。良いお年をお迎えください。
総合ビジネス科 日商簿記検定2級合格
総合ビジネス科の3年生 工藤 雅樹くんが、本校では初めて11月受験(年3回の統一試験)で合格をしました。
日本商工会議所(日商)主催の簿記検定2級は、「企業が応募者に求める資格ランキングトップ10」で何度も第1位となっている人気の資格です。近年は問題の難易度が高くなっており2級の合格率は30%前後ですが、日本で実施されている全資格試験のなかでも、企業、受験者、双方から極めて高い評価を得ています。
本校において、2級合格は過去10年間で4人目の合格であり、高校生活の集大成として素晴らしい結果を残すことができました。なお、今後は2月に日商2級の受験を他の3年生も目指しており、成果を出せるよう日々学習に励んでいます。
茶道部 クリスマスお茶会
12月18日(水)本校作法室にて茶道部主催の「クリスマスお茶会」を開催しました。毎年恒例の催しでしたが、昨年度は感染症対策のため開催を見送りましたので2年ぶりの開催となりました。技芸講師である森先生ご指導のもと、日頃の部活動で練習しているお点前を生徒・教職員の前で披露しました。緊張しながらも、成果を感じられるお茶会となりました。
令和6年度 海外短期研修壮行会
12月13日(金)に海外短期研修の壮行会が行われました。海外短期研修は、八雲高校創立百周年記念事業の1つとして、3年間実施される予定です。派遣される生徒2名は、12月21日から31日までの期間、オーストラリア・ブリスベンにホームステイし、語学研修や現地の方との交流を行います。
今年は、2年A組の小池沙弥さんと2年B組の谷天晴さんが代表に選ばれました。校長先生と同窓会会長 小林信雄様からの激励の言葉の後、小池さんと谷さんがそれぞれ決意の言葉を述べました。11日間の研修を通して多くのことを学び、その成果を八雲高校に伝えて欲しいと思います。
3学年 総合的な探究の時間 研究発表
12月10日(火)3学年の「総合的な探究の時間」の集大成として、研究発表が行われました。3学年の生徒が、クラスの垣根を越えて自分たちの進路にあったグループを作り、それぞれ探究テーマを設定し4月から活動してきました。今回は9月に行われた中間発表にて選抜された上位5グループが研究発表を行いました。
研究発表を行ったグループの探究テーマは以下の通りです。
「八雲町で大学と協力した農業の可能性とは」
「若者の意見を町政に反映させるためにできることは」
「歯の大切さを高校生へ」
「定期考査と単元テストの効果と影響について」
「農業とAIを組み合わせて生み出せるものとは」
探究活動の中には、町長との意見交換会を行ったり、全校生徒へアンケート調査を行ったり、AIツールを利用するなど、グループごとに生徒自ら考え、探究した様子が見られました。
3年生の探究活動はこれで終了となりますが、生徒たちには卒業後も探究活動で培った能力を発揮し、自身の人生の在り方や生き方について探究し続けていってほしいと思います。
薬物乱用防止教室・防犯教室
11月28日(木)5、6時間目に全校生徒を対象として「薬物乱用防止教室」「防犯教室」を行いました。最初に、講師である函館方面八雲警察署の山田様に薬物乱用の危険性や依存性について、実例を踏まえお話をしていただきました。実際にお話を聞くことで違法薬物がもたらす影響を考える貴重な機会となりました。
防犯教室では、不審者に遭遇した場合に役立つ護身術を教えていただきました。警察の方から直接教えていただくという体験に、生徒たちも意欲的に参加していました。山田様からは「今日学んだことを何か一つでも、自分のものにできたらいい」というお言葉をいただき、自分に合う術は何か模索している姿が印象的でした。特に春から町外に出る生徒が多い3年生にとっては、薬物乱用や不審者遭遇などに対して当事者意識をもつことにも繋がりました。最後に3年保健委員より「薬物は危険と知っていたがより深く学ぶことができ、また護身術を学ぶ機会はこれまでになかったので貴重でした。」と感謝を述べました。
講演最後には、山田様より「被害者にはなってほしくない」とのお話がありました。生徒のみなさんは今回学んだことを、自分の身を守る力に変えて生活をしていきましょう。
貫通石の贈呈式
11月26日(火)本校体育館にて、「貫通石」の贈呈式が行われました。
鉄道・運輸機構より、今年の7月に北海道新幹線の工事において、立岩トンネル(山崎)工区で採取された岩を活用し、就職・進学の受験を控えている本校3年生にお守りとして贈呈されました。貫通石とは、難関突破の象徴や「石(意志)を貫く」、「初志貫徹」などの意味合いから、縁起物として受験生の合格祈願のお守りにもされています。
いよいよ、共通テストや一般試験が近づいてきました。今回いただいた貫通石(お守り)の御利益をパワーにして、3年生には最後まで粘り強く「意志を貫き」、合格を掴み取ってほしいと思います。
校内で赤い羽根共同募金活動を実施しました
11月19日(火)昼休み、校内で赤い羽根共同募金活動を実施しました。各階を回り、多くの生徒が募金をしてくれました。
11月27日(水)には集まった募金を八雲町社会福祉協議会に提出しました。
集まった募金は地域の福祉のために利用されます。
ご協力してくれた生徒や教職員の皆様ありがとうございました。
令和6年度 1日防災学校
11月22日(金)、1日防災学校が行われました。
2・3・4時間目は八雲総合病院から、災害支援ナース 井筒様と災害派遣チーム【DMAT】の皆様をお招きし、学年ごとに災害についてのグループワークを行いました。過去に起きた災害の画像等から、災害は非日常であることを学んだ後、災害時に持ち出すものについてグループごとに話し合い、発表を行いました。発表後のフィードバッグでは、実際に災害が起きた時に必要なアイテムや、災害時に高校生に期待されていることなどを教えていただきました。
5時間目は、第2回避難訓練を行いました。今回は、地震による火災を想定し体育館に避難しました。どの学年も静かに落ち着いて訓練に参加していました。避難完了までにかかった時間は「3分48秒」。避難後は、八雲消防署職員の方と校長先生からの講話を聞きました。
災害という非日常の中で、想定外の状況下で、どのように行動すれば良いのか、今回の1日防災学校を通して生徒達は考える機会を得ることができました。
「進路の日」
さる11月8日(金)1・2学年を対象に「学ぶこと」「働くこと」について見識を深めさせ、進路選択の意識の高揚を図ること、 上級学校の講師・職員による各分野の説明を聞くことで、その分野に対する知見を深め、進路活動を展開する上での参考とすることを目的に「進路の日」を実施しました。
3・4校時は、2年生6グループが「総合的な探究の時間」で考察し、まとめたことを発表し、1年生は次年度の参考とするため聞きました。グループごとに、福祉、教育、医療、産業、歴史、芸術の観点から、八雲町の課題やその対策について5分間で発表しました。パネリストとしてお迎えした八雲商工会高田悟志氏と小松世那氏からは「高校生の視点から見た八雲町の課題と対策に関する考察は、斬新なものがあり新しい気づきが得られました。」「かなり過去にまでさかのぼって調べ、様々な資料を用いた考察が分かりやすくまとめられよい発表ができていました。」とのご講評をいただきました。発表者のひとりは「短い制作時間の中でも、皆で意見を出し合い改善を重ねたのでよい発表ができました。」、発表を聞いた1年生の生徒からは「2年生の発表を聞いて様々な分野から八雲の現状とするべきことを学校行事の中で知ることができました。大人の方からのご意見を聞くこともできて大変有意義な時間になりました。」と成果を実感していました。昨今の総合型選抜試験や推薦試験による大学受験で求められる、「自分たちの探求活動をまとめる力」「自分の考えを他者に適切に伝える力」「他者の話を聞き自分の考えを深める力」を育てる機会になりました。
5・6校時はシルバープラザを会場に、「職業学問発見フェア」を行いました。今年度は大学・専門学校の紹介や説明中心の内容から、上級学校で学ぶ学問や学んだ先にある職業について説明を聞いたり体験をしたりする活動に内容を変えて実施しました。大学・短大・専門学校が22ヵ所のブースを設け、生徒たちは希望する分野のブースを3ヵ所回り説明を受けました。説明を聞いた生徒はそれぞれ「現在自分が気になっている学校の方からお話がうかがえて、進みたい分野についてより具体的に考えるよい機会になりました。」「複数の分野のブースを回り大学や専門学校で学ぶことについて知ることができました。大学・専門学校に進学することのメリット・デメリットが聞けたことが印象に残り、今後の進路選択について考えを深めることができました。」と感想を話していました。学問や職業に対するイメージが明確になり、生徒にとって今後の進路選択の情報を得る有意義な機会となりました。
16時からは本校総合実践室を会場に「保護者向け進路説明会」を実施しました。北海道情報専門学校から井上朋久氏においでいただき、進学する場合に必要な様々な費用や奨学金についてご説明いただきました。特に奨学金は、従来の貸与型に加え給付型の奨学金の手続きや給付対象、金額などについて詳しくご説明がありました。進学に関する費用の準備の手段には様々な方法があることを知る有益な説明会となりました。
おかげさまで、いずれの会も所期の目標を達することができたことを、ご協力くださった関係各位に厚くお礼申し上げます。
「農林水産業」グループの発表 パネリストの方からのご講評
「職業学問発見フェア」会場の様子 樹木の伐採体験
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