School Diary

授業参観・PTA総会

 4月26日(土) 今年度の授業参観とPTA総会が行われました。1・2時間目が参観授業となりました。保護者の皆様が後ろから見守る中、生徒達は真剣な表情で授業に取り組んでいました。

 PTA総会では、新転入職員紹介の後、令和6年度の活動報告や令和7年度の活動計画などの審議が行われました。令和7年度のPTA新役員には会長の小熊裕樹様ほか計8名の保護者の皆様が就任されました。ご来校いただきました保護者の皆様、ありがとうございました。

令和7年度 入学式

 令和7年度の入学式が本校体育館で挙行され、普通科 55名、総合ビジネス科 7名の62名が校長より入学許可を受けました。
 吹奏楽局が演奏する中、多くのご来賓と保護者の皆様の拍手を受けながら新入生が入場しました。校長式辞に続き、ご来賓の方の中から八雲町長 岩村克詔様と父母と教師の会会長 小熊裕樹様よりご祝辞をいただきました。その後、新入生代表の佐々木さくらさんが力強く「入学生代表宣誓」を行いました。八雲高校での3年間が実り多いものになることを願っています。

対面式

 4月9日(水)の5、6時間目に、体育館で対面式が行われました。生徒会から新入生に向けて、1年間の行事紹介や教員紹介があり、新入生たちは真剣な表情で聞き入っていました。

 また、各部活動や局からそれぞれの紹介があり、練習風景や活動報告を示す動画などで新入生の勧誘が行われました。部活動や局活動は学生時代にしかできない貴重な経験です。高校生活を有意義に過ごすためにも、ぜひ積極的に参加してほしいと思います。

 

令和7年度 着任式・始業式

 4月8日(火)、上村晴美教頭をはじめ今年度着任した9名の教員の着任式と始業式が行われました。
着任式では、9名の先生方からご挨拶の言葉がありました。始業式では、校長先生、生徒指導部長の先生、進路指導部長の先生から新年度の学校生活で大切にして欲しい事や進路実現のために必要な心構えについてお話がありました。
 令和7年度が始まりました。新たな気持ちで頑張りましょう。

美術部『八雲地域高齢者お役立ち情報誌』表紙製作

 本校美術部員の絵が町の情報誌の表紙を飾りました。

 

 本校美術部2年生石川絆名さんが八雲町社会福祉協議会発行の生活情報誌『八雲地域 高齢者お役立ち情報誌』の表紙と裏表紙の絵を担当しました。表紙は八雲ゆかりのミルク缶・木彫り熊・新幹線を配したイラストを、裏表紙は高齢者が家族とお祝い事でパフェを食べる様子をそれぞれ描きました。石川さんは「『八雲からイメージするもの』と『温かい家族の雰囲気』を表現しました」と絵のコンセプトについて説明しました。「高齢者の方々のためにと思い一生懸命に描いたので、お役に立ててうれしく思います」とできあがった情報誌を手に、笑顔で語っていました。

修了式・離任式

 3月24日(月)に本校体育館にて令和6年度修了式・離任式が行われました。4月から2年生はいよいよ最高学年になり、1年生も後輩ができることとなります。校長先生や進路指導部長からお話をいただき、次年度へ向けて気持ちを新たにする機会となりました。

 また、今年度は渡邊教頭をはじめ、11名の先生方が離任されることとなり、各々が八雲高校での思い出や新天地への想いを語って下さいました。 その後、生徒会長が離任者に向けて言葉を贈り、生徒会からそれぞれ記念品を贈呈し、最後は全校生徒が見送る中、離任する方々が退場されました。 離任される皆様の新天地での活躍をお祈り申し上げます。

 

1学年 音楽学習発表会

 1学年による音楽学習発表会を体育館にて開催しました。器楽分野からトーンチャイム、歌唱分野から学年合唱の2つの分野を発表しました。当日は、多くの先生方に日頃の学習の成果を発表することができました。トーンチャイムでは、ジブリやポップスなどグループごとに選曲をし、個性豊かに演奏しました。学年合唱では「青い鳥」を歌いました。難易度も高く練習はとても苦労しましたが、学年みんなで力を合わせて無事発表会を成功させることができました。

令和6年度 春季体育大会

 3月21日(金)、本校体育館で春季体育大会が行われました。今年は、フリスビードッジビー、バブルサッカー、バレーボール、バスケットボールの4種目で学年対抗戦が行われました。また、バレーボールとバスケットボールには、先生方も教員チームとして参加し、熱戦が行われました。1・2年生がクラスの垣根を越えて団結し、得点を競い合う姿が印象的でした。体育館の中には、仲間を応援する大歓声が響いていました。

 

令和6年度 選挙啓発出前講座

 3月19日(水)地歴公民科の授業の取り組みとして「選挙啓発出前講座」が本校体育館で行われました。
 北海道選挙管理委員会事務局渡島支所と八雲町選挙管理委員会のご協力の下、選挙や投票参加の意義等について理解を深める機会となりました。
 今回は架空の都市の未来を担う3人の候補者から、生徒自らが主体的に考え1票を投じる模擬選挙を行いました。実際の選挙で使用されている、記載台や投票箱を目の前に生徒達は緊張した面持ちで投票している様子が印象的でした。
 今年の7月には第27回参議院議員通常選挙が実施される予定です。実際に選挙権を得る生徒達には、引き続き政治や社会での出来事について自分ごととして考え、主体的に行動できるようになってほしいと思います。

 以下は生徒の感想です。
・模擬投票を実際にやってみて、まずは、3人でも一人に絞るのは難しいと感じました。自分の居住地域や国の未来をつくる人を選ぶのにどの人が最適なのか考えるのはとても大変だと思いました。模擬投票をしてみて、体育館でステージの上だったけど緊張感があると感じました。結果は自分が投票した人が当選し、模擬でもホッとした気持ちになりました。あと1年経てば18歳になり、選挙に参加できるようになります。今回の模擬投票で得た知識と思いを忘れずしっかりと選び、真剣に選挙に参加したいと思いました。
・思っていたよりも選挙に投票することは簡単な作業で、政治に参加する一番身近な方法だと感じました。自分が有権者になった時にしっかりと投票しに行こうと思いました。
・やり方がわからないまま実際に投票所に行かなければならないのかとずっと困っていましたが、今回こういう機会を作っていただいて、やり方を知ることができたので良かったです。どういうことをしたら無効投票になるのかも知ることができました。

令和6年度 海外短期研修報告会

 3月17日(月)に本校同窓会の役員の皆様をお招きして、海外短期研修報告会が行われました。今年度の本校代表である2年B組の谷天晴さんが、ホームステイ先のオーストラリア・ブリスベンでの生活について報告を行いました。
 ホストファミリーや現地の方々と英語での交流を深めたことや、食事、訪れた場所などが写真と共に紹介されました。また、後輩達には、学校で習う英語でも十分に意思の疎通ができるので、話すことが大事であることや、挑戦することの大切さが伝えられました。八雲高校創立百周年記念事業の一環である海外短期研修が、実り多いものとなったことを知ることができました。

第77回卒業証書授与式

 3月1日(土)、本校にて第77回卒業証書授与式が行われました。式典には、在校生、教職員、来賓の方々、卒業生の保護者の皆様が参列し、卒業生73名(普通科62名、総合ビジネス科11名)の卒業を心からお祝いしました。

 岩村克詔町長や小熊PTA会長をはじめ、来賓の方々からは温かいご祝辞を賜り、改めましてご参列いただいた全ての皆様に深く感謝申し上げます。

 また、卒業生代表による答辞では、これまでの思い出と共に、これから新たな道を歩む未来への期待と希望が込められ、会場全体が温かな雰囲気に包まれました。 在校生にとっても、先輩方の卒業する姿は学校生活の一つの大きな節目となり、今後の学びの意義を再認識する貴重な機会となったことと思います。

 八雲高校での3年間はこれで一区切りとなりますが、卒業生の皆さんにとって、人生はこれからが本番です。今後のご活躍と幸せを心より願っております。

 

進路報告会

 令和6年度進路報告会が2月25日(火)6校時、本校体育館で行われました。今年度の進路活動の結果、合格・内定を手にした5名の3年生が1・2年生に伝えることをねらいに、自身の体験を語りました。国公立大学学校推薦、私立総合型、看護学校一般受験、地方公務員、一般企業の5つの分野について、志望先を決めるまでの経緯、志望した具体的な理由、志望先で学びたいことや取り組みたい業務、将来の展望、なぜその進路を選んだのかについても説明しました。中でも、方向が決まってから進路実現のために取り組んだこと・苦労したこと・後輩へのアドバイスには、特に力のこもった説明が行われました。説明では、①進路先をできるだけ早く決めること、②対策を早く始めること、③学校・企業とも徹底して進路先のことを調べて対策に生かすこと、④学習はもちろん資格検定取得、部活動・生徒会や委員会活動・ボランティア活動などの課外活動といった日常の学校生活を大切にすること、⑤周囲に協力を求めることが、共通の重要な事柄として熱心に語られました。報告を聞いた2年生の代表からは、貴重な体験を聞くことができたので今後の自分たちの進路活動に生かしていく感謝と決意、卒業後の活躍を願う声援とが送られました。説明を行った3年生は、「自分の体験を後輩の役に立てたいと思い、精一杯考えて話しました」「学校生活を大事にすることを伝えたいと思いました」「自分が苦労したので、進路活動はできるだけ早く始めてほしいと思います」「来年、再来年、自分たちの目標を実現してもらいたいです」などの思いや後輩たちへのエールを明るい表情で語っていました。

自分たちの進路活動を熱心に説明する3年生     メモを取りながら聞き入る1・2年生

第38回 八雲さむいべや祭りに参加

 2月9日(日)、総合ビジネス科の生徒8名が第38回八雲さむいべや祭りの会場で、「二味貝(ふたみがい)クッキー」の限定販売を行いました。
「二味貝(ふたみがい)クッキー」は、株式会社 木蓮から講師をお招きし、総合ビジネス科の授業の中で商品開発を行ってきたものです。八雲町の特産品であるホタテの形をしたクッキーには、八雲産の牛乳、熊石産の塩、野田生産のカルサイトが使われています。事前に新聞などでPRをしていただいた効果もあり、限定販売の100個はすぐに完売となりました。

令和6年度ルスツスキー遠足

 2月6日(木)、2学年体育のスキー総合学習としてルスツリゾートスキー場に行きました。強風の影響でゴンドラ、リフトが低速運行となりましたが、怪我なく安全に滑走を楽しむことができました。生徒たちは自分たちの技量に合わせたコース選びをしながら広いゲレンデを気持ちよく滑走していました。

        2A                   2B

       2C                 滑走の様子

第2回 町長と高校生の意見交換会

 1月28日(火)昨年に引き続き2回目となる、町長と高校生の意見交換会が実施されました。前半は生徒たちが「総合的な探究の時間」の授業の中で地域課題を見つけ、自分なりの解決策や改善策をまとめたものを町長に向けて発表しました。さらに先日海外短期研修に行った谷くんが、研修先のオーストラリア ブリスベンでの経験を発表しました。後半は「八雲町から進学などで町を離れた人たちが戻ってきたいと思う町づくりについて」というテーマのもと意見交換を行いました。意見交換会を通して、生徒たちは積極的に発言し、それに対して町長にも真剣に答えていただいたので、とても有意義な時間でした。今後も継続して行っていきたいと思います。

冬季休業後全校集会

 1月15日(水)、冬休み明けの全校集会が実施されました。大きな事故や怪我もなく、元気な姿で登校して来た生徒たちにひと安心しました。また、新しい一年のスタートを迎えるにあたり、校長先生から講話をいただきました。

 現在、感染症などが流行していますが、各自がしっかりと自己予防に努め、元気に学校生活を送ってほしいと願っています。

 

冬季休業前全校集会

 12月23日(月)、冬休みに向けて全校集会が実施されました。生徒指導部からよりよい休暇を過ごすために事故防止の注意喚起がされ、進路指導部からはどの学年も進路を視野に入れて学習に取り組んだり、積極的な進路活動に取り組み始めるようにとアドバイスがありました。

 また、一年を締めくくる校長先生からの講話を生徒たちは熱心に聞いていました。

 年明けの登校日は1月15日(水)です。感染症などに負けず、元気で年明けにお会いしましょう。良いお年をお迎えください。

総合ビジネス科 日商簿記検定2級合格

 総合ビジネス科の3年生 工藤 雅樹くんが、本校では初めて11月受験(年3回の統一試験)で合格をしました。

 日本商工会議所(日商)主催の簿記検定2級は、「企業が応募者に求める資格ランキングトップ10」で何度も第1位となっている人気の資格です。近年は問題の難易度が高くなっており2級の合格率は30%前後ですが、日本で実施されている全資格試験のなかでも、企業、受験者、双方から極めて高い評価を得ています。

 本校において、2級合格は過去10年間で4人目の合格であり、高校生活の集大成として素晴らしい結果を残すことができました。なお、今後は2月に日商2級の受験を他の3年生も目指しており、成果を出せるよう日々学習に励んでいます。

茶道部 クリスマスお茶会

 12月18日(水)本校作法室にて茶道部主催の「クリスマスお茶会」を開催しました。毎年恒例の催しでしたが、昨年度は感染症対策のため開催を見送りましたので2年ぶりの開催となりました。技芸講師である森先生ご指導のもと、日頃の部活動で練習しているお点前を生徒・教職員の前で披露しました。緊張しながらも、成果を感じられるお茶会となりました。

令和6年度 海外短期研修壮行会

 12月13日(金)に海外短期研修の壮行会が行われました。海外短期研修は、八雲高校創立百周年記念事業の1つとして、3年間実施される予定です。派遣される生徒2名は、12月21日から31日までの期間、オーストラリア・ブリスベンにホームステイし、語学研修や現地の方との交流を行います。
 今年は、2年A組の小池沙弥さんと2年B組の谷天晴さんが代表に選ばれました。校長先生と同窓会会長 小林信雄様からの激励の言葉の後、小池さんと谷さんがそれぞれ決意の言葉を述べました。11日間の研修を通して多くのことを学び、その成果を八雲高校に伝えて欲しいと思います。

3学年 総合的な探究の時間 研究発表

 12月10日(火)3学年の「総合的な探究の時間」の集大成として、研究発表が行われました。3学年の生徒が、クラスの垣根を越えて自分たちの進路にあったグループを作り、それぞれ探究テーマを設定し4月から活動してきました。今回は9月に行われた中間発表にて選抜された上位5グループが研究発表を行いました。
研究発表を行ったグループの探究テーマは以下の通りです。
「八雲町で大学と協力した農業の可能性とは」
「若者の意見を町政に反映させるためにできることは」
「歯の大切さを高校生へ」
「定期考査と単元テストの効果と影響について」
「農業とAIを組み合わせて生み出せるものとは」

 探究活動の中には、町長との意見交換会を行ったり、全校生徒へアンケート調査を行ったり、AIツールを利用するなど、グループごとに生徒自ら考え、探究した様子が見られました。
 3年生の探究活動はこれで終了となりますが、生徒たちには卒業後も探究活動で培った能力を発揮し、自身の人生の在り方や生き方について探究し続けていってほしいと思います。

薬物乱用防止教室・防犯教室

 11月28日(木)5、6時間目に全校生徒を対象として「薬物乱用防止教室」「防犯教室」を行いました。最初に、講師である函館方面八雲警察署の山田様に薬物乱用の危険性や依存性について、実例を踏まえお話をしていただきました。実際にお話を聞くことで違法薬物がもたらす影響を考える貴重な機会となりました。
 防犯教室では、不審者に遭遇した場合に役立つ護身術を教えていただきました。警察の方から直接教えていただくという体験に、生徒たちも意欲的に参加していました。山田様からは「今日学んだことを何か一つでも、自分のものにできたらいい」というお言葉をいただき、自分に合う術は何か模索している姿が印象的でした。特に春から町外に出る生徒が多い3年生にとっては、薬物乱用や不審者遭遇などに対して当事者意識をもつことにも繋がりました。最後に3年保健委員より「薬物は危険と知っていたがより深く学ぶことができ、また護身術を学ぶ機会はこれまでになかったので貴重でした。」と感謝を述べました。
 講演最後には、山田様より「被害者にはなってほしくない」とのお話がありました。生徒のみなさんは今回学んだことを、自分の身を守る力に変えて生活をしていきましょう。

貫通石の贈呈式

 11月26日(火)本校体育館にて、「貫通石」の贈呈式が行われました。
鉄道・運輸機構より、今年の7月に北海道新幹線の工事において、立岩トンネル(山崎)工区で採取された岩を活用し、就職・進学の受験を控えている本校3年生にお守りとして贈呈されました。貫通石とは、難関突破の象徴や「石(意志)を貫く」、「初志貫徹」などの意味合いから、縁起物として受験生の合格祈願のお守りにもされています。
 いよいよ、共通テストや一般試験が近づいてきました。今回いただいた貫通石(お守り)の御利益をパワーにして、3年生には最後まで粘り強く「意志を貫き」、合格を掴み取ってほしいと思います。

校内で赤い羽根共同募金活動を実施しました

11月19日(火)昼休み、校内で赤い羽根共同募金活動を実施しました。各階を回り、多くの生徒が募金をしてくれました。
11月27日(水)には集まった募金を八雲町社会福祉協議会に提出しました。
集まった募金は地域の福祉のために利用されます。
ご協力してくれた生徒や教職員の皆様ありがとうございました。

令和6年度 1日防災学校

 11月22日(金)、1日防災学校が行われました。
 2・3・4時間目は八雲総合病院から、災害支援ナース 井筒様と災害派遣チーム【DMAT】の皆様をお招きし、学年ごとに災害についてのグループワークを行いました。過去に起きた災害の画像等から、災害は非日常であることを学んだ後、災害時に持ち出すものについてグループごとに話し合い、発表を行いました。発表後のフィードバッグでは、実際に災害が起きた時に必要なアイテムや、災害時に高校生に期待されていることなどを教えていただきました。
 5時間目は、第2回避難訓練を行いました。今回は、地震による火災を想定し体育館に避難しました。どの学年も静かに落ち着いて訓練に参加していました。避難完了までにかかった時間は「3分48秒」。避難後は、八雲消防署職員の方と校長先生からの講話を聞きました。
 災害という非日常の中で、想定外の状況下で、どのように行動すれば良いのか、今回の1日防災学校を通して生徒達は考える機会を得ることができました。

「進路の日」

 さる11月8日(金)1・2学年を対象に「学ぶこと」「働くこと」について見識を深めさせ、進路選択の意識の高揚を図ること、 上級学校の講師・職員による各分野の説明を聞くことで、その分野に対する知見を深め、進路活動を展開する上での参考とすることを目的に「進路の日」を実施しました。
 3・4校時は、2年生6グループが「総合的な探究の時間」で考察し、まとめたことを発表し、1年生は次年度の参考とするため聞きました。グループごとに、福祉、教育、医療、産業、歴史、芸術の観点から、八雲町の課題やその対策について5分間で発表しました。パネリストとしてお迎えした八雲商工会高田悟志氏と小松世那氏からは「高校生の視点から見た八雲町の課題と対策に関する考察は、斬新なものがあり新しい気づきが得られました。」「かなり過去にまでさかのぼって調べ、様々な資料を用いた考察が分かりやすくまとめられよい発表ができていました。」とのご講評をいただきました。発表者のひとりは「短い制作時間の中でも、皆で意見を出し合い改善を重ねたのでよい発表ができました。」、発表を聞いた1年生の生徒からは「2年生の発表を聞いて様々な分野から八雲の現状とするべきことを学校行事の中で知ることができました。大人の方からのご意見を聞くこともできて大変有意義な時間になりました。」と成果を実感していました。昨今の総合型選抜試験や推薦試験による大学受験で求められる、「自分たちの探求活動をまとめる力」「自分の考えを他者に適切に伝える力」「他者の話を聞き自分の考えを深める力」を育てる機会になりました。
 5・6校時はシルバープラザを会場に、「職業学問発見フェア」を行いました。今年度は大学・専門学校の紹介や説明中心の内容から、上級学校で学ぶ学問や学んだ先にある職業について説明を聞いたり体験をしたりする活動に内容を変えて実施しました。大学・短大・専門学校が22ヵ所のブースを設け、生徒たちは希望する分野のブースを3ヵ所回り説明を受けました。説明を聞いた生徒はそれぞれ「現在自分が気になっている学校の方からお話がうかがえて、進みたい分野についてより具体的に考えるよい機会になりました。」「複数の分野のブースを回り大学や専門学校で学ぶことについて知ることができました。大学・専門学校に進学することのメリット・デメリットが聞けたことが印象に残り、今後の進路選択について考えを深めることができました。」と感想を話していました。学問や職業に対するイメージが明確になり、生徒にとって今後の進路選択の情報を得る有意義な機会となりました。
 16時からは本校総合実践室を会場に「保護者向け進路説明会」を実施しました。北海道情報専門学校から井上朋久氏においでいただき、進学する場合に必要な様々な費用や奨学金についてご説明いただきました。特に奨学金は、従来の貸与型に加え給付型の奨学金の手続きや給付対象、金額などについて詳しくご説明がありました。進学に関する費用の準備の手段には様々な方法があることを知る有益な説明会となりました。
 おかげさまで、いずれの会も所期の目標を達することができたことを、ご協力くださった関係各位に厚くお礼申し上げます。 

「農林水産業」グループの発表       パネリストの方からのご講評

「職業学問発見フェア」会場の様子     樹木の伐採体験

令和6年度 税を考える週間事業 「税に関する高校生の作文」表彰式

11月11日(月)はぴあ八雲にて、「税に関する高校生の作文」表彰式が行われ、本校の1年生・北村円椛さんが八雲税務署長賞を受賞しました。税の作文は「公共」の授業の課題の一環で取り組み、北村さんは「幸せに転換する税金」という表題をもとに、日本とデンマークの税制の違いに着目し、税の考え方やあり方をまとめました。生徒達には引き続き税を正しく理解し、税について考える機会を持ち続けてもらいたいと思います。

以下、作文の一部を抜粋。

「私は、教育費に興味を持ちました。デンマークの学生たちは勉強をすれば、行きたい高校や大学に行けます、ですが、日本はどうでしょうか。高校ももちろん特に大学は4年間を通した費用が国公立でも何百万とかかり、私立だと倍近くかかります。さらに、入学費や生活費も入ってくると、とても楽に用意できる金額ではありません。そんな中で、行きたい大学を諦めて他のところを目指す人は沢山いると思います。ですがそれだと本当は行ける知識があったかもしれないのに半強制的に諦めたり、入れてもお金のことを気にしなければいけなかったり、みんなが幸せな学校生活を送るためにはすごく難しい環境になってしまいます。日本が学生達の学習意欲や学力を伸ばすことを課題としているなら、学習できる環境を平等に与えることも大切なことだと思いました。
 もちろん、今すぐ教育費を無償化したり、そのために税率を急激に上げるべきということではありません。ですが、今後も税率を上げていくのであれば、日本はそうするなりに私たちの国民の負担を減らせるような対策をすべきだと考えます。もしくは日本全体が、世界にはデンマークなどの日本よりはるかに税率の高い国があり、自分たちはそこまで税による負担が重くないことを知り、税金に対する不満を減らしていくことなどがよりよい暮らしへと繋がっていくと思いました。」

10.25(金) 見学旅行初日

 朝7時50分に学校集合となりました。普段とそれほど変わらない時間だったこともあり、参加生徒全員が時間通りに揃いました。貸し切りバスで新千歳空港まで移動し、まずは伊丹空港に向け出発。人生初の飛行機で緊張している生徒も多くいました。大阪に到着した後は貸し切りバスで世界最大級の水族館「海遊館」へ向かいました。クラス写真を撮った後は各自で自由見学でした。ジンベエザメをはじめとする多くの海洋生物を見て、その大きさや美しさに生徒達は驚いていました。すでに、お土産を購入している生徒達も多く、帰りのバス車中には楽しそうな声が響いていました。
 その後、宿泊先のホテルにて夕食をとり、許された時間の限り自由行動を楽しんでいました。見学旅行初日は滞りなく終了しました。

10,26(土)、27(日) 見学旅行2、3日目

 見学旅行2日目のスタートです。悪天候も予想されましたが、幸い雨に当たることはありませんでした。

 ホテルで朝食をとった後、本日最初の目的地である奈良公園へ向かいました。初めて見る奈良の大仏の巨大さに驚くとともに、ガイドさんの話から長年の歴史を感じていました。
 また、公園内の鹿の多さにも驚いていたようで、鹿せんべいを片手に鹿と戯れていました。奈良公園で昼食をとった後は京都に移動し、観光名所である伏見稲荷大社、清水寺を訪れました。

 伏見稲荷大社、清水寺はとにかく観光客でいっぱいでした。観光地京都の賑やかさは北海道にはない光景です。短い自由時間の中で、数名の精鋭達は伏見稲荷大社の頂上を目指して登っていましたが、やはり時間が足りずに途中で断念し引き返してきました。清水寺では、学年写真を撮った後、自由行動で景色を楽しんだり、お土産を購入したり、食べ歩きをしたりと京都の町を堪能しました。               この後ホテルへと戻り、見学旅行2日目は無事終了しました。

 見学旅行3日目は関西自主研修です。各班綿密な計画を立てて研修へと臨みました。
 時間をしっかりと守り、帰着時間の5分前には全ての班が帰着していました。話を聞くと、公共交通機関の複雑さにはどの班も苦労したようでした。ですが、そこでしか購入できないものを購入し、観光名所で写真を撮ったことは忘れられない思い出になったようです。
 見学旅行3日目は無事終了しました。

10,28(月)、29(火) 見学旅行4、5日目

 見学旅行4日目、この日は京都のホテルを後にして、新幹線で東京ディズニーシーへと向かいました。人の往来が多くある中、時間とマナーを守り八雲高校生として立派に行動していました。昼過ぎには東京ディズニーシーへと到着しました。平日ではありましたが、園内はかなりの盛況でした。半日の自由行動の中で、人気のアトラクションに並び、キャラクターと写真を撮り、満足いくまでお土産を購入し、限られた時間の中で東京ディズニーシーを満喫しました。ホテルへの帰着時間に誰一人遅れることなく帰着し、無事見学旅行4日目を終えました。

 見学旅行5日目。いよいよ最終日です。最終日の今日は半日東京自主研修でした。短い時間の中でしたが、それぞれ東京を満喫しました。羽田空港から函館空港へ移動し、函館空港にて見学旅行をともにした添乗員さん、カメラマンさんに別れを告げて、八雲高校へと帰還しました。全日程を通して、大きな体調不良やトラブルもほとんどなく全行程をこなすことができました。特に5分前行動の意識を一人一人が高く持ち、余裕を持って行動することができました。今回の経験を今後の学校生活に生かしていきます。生徒の皆さん5日間お疲れ様でした。

父母と教師の会 研修部会

10月20日(日)

 先日、父母と教師の会の研修部会が八雲町地域活性化施設ファームメイド遊楽部1号館で開催されました。

 今年度は木彫り熊100周年ということで、「酪農の歴史と木彫り熊のつながり」というテーマで、八雲町郷土資料館学芸員の大谷茂之様をお迎えして講演をしていただきました。パワーポイントや資料を用いてわかりやすく説明をしていただき、八雲町の歴史や産業について改めて考える機会となりました。

 その後は、NPO法人八雲ハンドメイドの会に依頼し、「チーズ作り体験」を行いました。代表の戸田美恵子様をはじめ皆さんには、丁寧でかつ楽しく作り方を教えていただきました。最後には、その場で作ったチーズだけではなく、取れたての牛乳やヨーグルトもご馳走になり、私たちの身近にあるもので食や素材の大切について感じることができました。

 そして、何よりご参加をいただいた保護者、教員、協力してくださった方々と皆で和気あいあいと体験できたことが何よりも嬉しく、親睦を深めることができたと思います。参加・協力をいただいた皆様、ありがとうございました。

 

第2回町内清掃ボランティア

  10月10日(木)に第2回町内清掃ボランティアを行いました。

当日は25名の生徒が参加し、学校周辺や通学路等で利用する道のごみ拾いを行いました。

赤い羽根共同募金の街頭募金を行いました

10月5日(土)
本校生徒6名が、八雲町赤い羽根共同募金ボランティアに参加しました。
A-COOPで行われた募金活動では、来店者に向けて募金の協力をお願いしました。

募金にご協力いただいた皆様、ありがとうございました。

令和6年度 アカデミックインターンシップ(2学年)

 本日は本校2学年全員を対象に、アカデミックインターンシップが実施されました。生徒は2グループに分かれ、函館方面と登別方面へ向かいました。  函館市へ向かった生徒はさらに函館大学、函館短期大学、函館歯科衛生士専門学校そして函館看護学校へ分かれ、各々の時間を過ごしました。

 一方、登別市へ向かった生徒は日本工学院北海道専門学校へ行き、公務員、建築やホテル等、非常に多岐にわたる分野に関する説明を聞き、かつ様々な体験活動を経験しました。普段はなかなかすることのできない経験を楽しむ生徒の姿が、とても印象的でした。

 

令和6年度 芸術鑑賞会

 10月1日(火)の5・6校時、本校体育館で芸術鑑賞会が行われました。今年度は「学校寄席」でした。
 柳家喬之助さんによる寄席入門、一龍斎貞寿さんの講談に続き、柳家喬之助さんの落語を鑑賞しました。体験コーナーでは、各学年から選ばれた生徒3名が、落語でのそばを食べる仕草や話し方、講談に合わせた張り扇の使い方を体験させていただきました。生徒達にとっては、本物の話芸にふれることのできる貴重な機会となりました。

北海道八雲高等学校 吹奏楽局 第49回定期演奏会

 9月29日(日)、八雲町民センターにて本校吹奏楽局による「第49回定期演奏会」が行われました。
 曲のジャンルはクラシックからポップスまで多岐にわたり、幅広い年代のお客さんに楽しんでいただくためのプログラムとなっていました。特に第二部の企画ステージでは曲当てクイズが行われ、会場は大変盛り上がりました。
 この定期演奏会を以て三年生は引退し、今後は各々が進路活動に専念していくこととなります。そして彼らの意志は一、二年生によって受け継がれ、また新たな八雲高校吹奏楽局が始動します。今後も一人でも多くの方々に楽しんでいただくことを目標に、局員全員で毎日の練習に励んでいきます。
 最後に、今回の定期演奏会には例年にも増して非常に多くのお客さんにご来場いただきました。そして、本校吹奏楽局がいかにたくさんの方々に支えられているか再認識する時間となりました。改めて、皆さまの温かいご支援に感謝いたします。ありがとうございます。今後とも引き続きよろしくお願いいたします。

生徒会役員認証式

 9月30日(月)6校時、前期終業式の後、生徒会役員認証式が行われました。1,2年生の8名が、新たな生徒会役員として学校長から認証を受けました。また、旧生徒会長から激励の言葉を受けた新生徒会長が意気込みを語り、新たな一歩を踏み出す場となりました。八高生全員がよりよい学校生活を送ることができるよう、今後とも生徒会の皆さんのさらなるご活躍を期待しております。

1学年総合的な探究の時間「1次産業見学 二海サーモン養殖場」

 9月24日(火)に総合的な探究の時間にて熊石にある二海サーモンの養殖場を見学しました。生徒は中学校の給食で食べたサーモンがどのような場所で育てられているのか興味津々の様子で、餌やり体験の時には餌をいれた瞬間何万匹といる魚たちが一斉に水面に現れ、その勢いに「おーーっ!!」と歓声があがりました。お忙しい中、生徒たちの学習のためにお時間を割いてくださった八雲町役場の方々、養殖場の職員の方本当にありがとうございました。

秋季体育大会

 9月25日(水)、秋季体育大会が行われました。秋の心地良い風が吹くなか、長縄・綱引き・障害物リレー・バレーボール・バスケットボールの5つの競技が、生徒会執行部の主催で行われました。この日のために練習を積み重ねてきたものもあり、勝利をかけた熱戦が各競技で展開されました。また、3年生にとっては、これが高校生活最後の体育大会になりました。競技での勇姿やチームでの団結力は、今後は後輩たちに受け継がれていきます。

2学年上智大学交流授業

 9月20日(金)5,6校時目、本校体育館にて上智大学生12人と本校2学年の生徒による交流授業が行われました。

 はじめに学生による上智大学に関するプレゼンテーションが行われ、高校生は大学生活がどんなものか、より鮮明にイメージしました。これから進路活動が本格化する2年生にとって、このように普段は聞くことができないお話を聞く時間はとても貴重でした。

 続いて、グループ協議が行われました。高校生は6つのグループに分かれ、与えられたテーマについて担当の学生と話し合う時間でした。テーマは、「進路」「英語学習」「留学」「交流」の4つに設定されており、高校生が特に強い関心を持つお題となっていました。

 協議の後には、グループ間発表を行いました。グループ協議で話した内容を、他グループに発表する時間です。いずれの発表も非常に特徴的な内容であり、それを熱心に聞く生徒の様子がとても印象的でした。

 最後に、上智大学の学生さんへ向けた挨拶のスピーチ(英語)を、2年生を代表してB組の竹田周さんが務めました。大勢の前であったにも関わらず、堂々と最後まで話しきる、とても素晴らしいスピーチでした。

 

PTA生活部 第2回登校指導

 9月19日(木)、今年度2回目となるPTA生活部による登校指導が行われました。今回も保護者の皆さんと先生方が班に分かれて生徒の通学路に立ち、登校時の見守りを行いました。この活動では、挨拶の仕方や自転車の乗り方など、気になったことを情報共有し、事故の未然防止につなげています。ご協力をいただきました保護者の皆さん、ありがとうございました。

 

1学年 総合的な探究 林業体験

 9月3日(火)に1学年の総合的な探究の時間で八雲町(大新)にて林業体験を行いました。重機の搭乗体験をさせてもらい、初めて操縦するその臨場感に生徒は感動していました。時間の限り何回も体験させてもらっている生徒もおり、終わり際にはあっという間だったと言っており、とても濃い時間を過ごすことができたようです。今回ご協力いただいた、八雲町政策推進課の皆様、農林課の皆様、森林組合の皆様ありがとうございました。

令和6年度 生徒会役員選挙

 9月4日(水)に令和6年度の立会演説会と生徒会役員選挙が行われました。責任者の応援演説の後、会長・副会長・書記・会計の立候補者が演説を行いました。
 生徒会役員の経験がある2年生や、新しく挑戦する1年生の立候補者からは、立候補のきっかけや、当選したら実現したいことなどが話されました。それぞれの立候補者から八雲高校をより良く変えていきたいという思いが伝わって来たのか、生徒達は真剣な表情で聞いていました。投票後は、選挙管理委員により開票作業が行われます。

夏期休業後全校集会

 7月28日(水)2校時、夏期休業明け全校集会に併せて、表彰伝達を行いました。陸上競技部や吹奏楽局、ソフトテニス部が休業中の大会で様々な結果を出し、表彰を受けました。詳細はHPにて掲載しております。また、円山校長をはじめ、進路指導部長からの進路に関するお話では、3年生がとても真剣に聞く様子が見られました。2週間後には前期期末考査も控えているので、気持ちを切り替え、よりよい学校生活を過ごしていきましょう。

第57回道南高等学校新人陸上競技大会

   8月24日、25日に第57回道南高等学校新人陸上競技大会が開催されました。今大会は千代台陸上競技場の改修が終わってから初めてとなる高体連大会で選手もやっと自分達の慣れ親しんだ場所で試合ができると楽しみにしていました。現在部員が男子11名、女子4名マネージャ-1名の計16名とここ数年ではとても多い人数となっております。1日目には女子ハンマー投げ、男子棒高跳びで大会記録を塗り替え、男子400mでは1位、2位と大活躍の結果となりました。2日目には男子の4×400mRで0.6秒差で優勝を逃すという悔しい結果となりました。その他にも多くの選手が全道大会の権利を獲得し、これまでに頑張りが結果として表れる形となりました。

   全道大会は9月18日から室蘭市で開催されます。今回は「全道で戦えるチーム」を目指して練習してきました。1枚でも多く賞状を持って帰ることができるよう残りの時間で仕上げていきたいと思います。応援よろしくお願いいたします。

<結果> 男子

100m         髙野 2年 6位

200m         余湖 2年 5位、村上 2年 6位

400m         余湖 2年 1位全道、村上 2年 2位全道

800m         谷  2年 4位全道

5000m        戸田 2年 8位

3000mSC 戸田 2年 5位 

5000mW  山本 2年 1位全道

走幅跳     髙野 2年 6位

三段跳     岡島 2年 4位全道

棒高跳     関谷 1年 1位全道 大会新記録

砲丸投     平田 2年 1位全道、笹谷 1年 4位全道

円盤投     平田 2年 1位全道、笹谷 1年 5位全道

やり投     尾形 2年 2位全道、谷  2年 5位

4×100mR 髙野-村上-余湖-岡島 3位全道

4×400mR 村上-谷-岡島-余湖  2位全道 

 

女子

100m    櫛桁 2年 出場

800m    服部 2年 5位全道

3000m   服部 2年 4位全道

走幅跳     櫛桁 2年 出場

ハンマー投げ  北川 2年 1位全道 大会新記録

やり投げ    吉原 2年 4位

砲丸投     北川 2年 3位全道

【ご案内】北海道八雲高等学校  吹奏楽局 第49回定期演奏会

 9月29日(日)、本校吹奏楽局による定期演奏会を八雲町町民センターで実施いたします。開場は13時30分、開演は14時を予定しております。
 当日のプログラムは「クラシックステージ」、「企画ステージ」、そして「ポップスステージ」の計3部構成となっており、老若男女問わず楽しんでいただける内容となっております。
 同吹奏楽局は、今年7月に函館で行われました「第69回北海道吹奏楽コンクール函館地区大会」にて金賞を受賞し、9月には高文連全道大会に出場予定です。これらの大会で演奏した曲を、今回の定期演奏会でも皆さまにお届けいたします。
 今年も一人でも多くの方の心に響く音楽を届けるべく、局員全員が毎日一生懸命に練習しています。皆様のご来場、局員一同心よりお待ちしております。

令和6年度 学校説明会

 7月30日(火)、学校説明会を開催いたしました。この行事は、八雲町内や近隣の中学生を対象とし、本校の教育内容や特色、魅力を紹介することを目的としています。
 全体オリエンテーションでは、円山校長の歓迎の挨拶の後、普通科と総合ビジネス科の先生方と代表生徒による、学科の特徴や魅力についての説明がありました。その後は、生徒会執行部から学校行事と部活動についての紹介がありました。
 後半は、中学生の皆さんが希望する教科に分かれ、40分間の体験講座を行いました。気温が高く暑い中でしたが、中学生の皆さんが真剣に話を聞き、笑顔で取り組む姿が印象的でした。

2学年インターンシップ

 7月24日(水)25日(木)の2日間、2学年の生徒54名が町内にある15カ所の企業や官公庁等でのインターンシップに取り組みました。新型コロナウイルスの影響もあり、本校では約5年ぶりの実施となりました。進路や職業選択の参考とすること、そして地域の仕事を実際に体験することを目的として2日間全力で取り組みました。具体例を挙げると、航空自衛隊での放水体験や有線電話体験、八雲警察署での指紋採取体験、ツバメ工業株式会社での重機操縦など、他にも日常生活では体験することのできない貴重な体験が多くありました。今回のインターンシップでの経験をこれからの進路活動へ生かしていきます。
 最後に、お忙しい中、本校のインターンシップにご協力いただいた各事業所の皆様方にはこの場を借りて感謝申し上げます。ありがとうございました。

 

夏期休業前全校集会

 7月29日(月)6校時、表彰伝達と夏期休業前全校集会を行いました。陸上競技部の北川さんが第77回北海道高等学校陸上競技選手権大会のハンマー投げで7位入賞、吹奏楽局が第69回北海道吹奏楽コンクール函館地区大会C編成の部で金賞を受賞しました。

 円山校長や生徒指導部長、進路指導部長から夏休みの過ごし方についてそれぞれお話があり、真剣に聞く様子が見られました。羽目を外しすぎず、トラブルに気をつけて有意義な夏休みを過ごしてください。

政治経済 法廷見学+模擬裁判

  7月24日(木)3年生政治・経済の時間に、八雲簡易裁判所の法廷見学と模擬裁判を行いました。2022年の改正民法の施行によって成年年齢が18歳に引き下げられ、高校生も社会において責任ある主体として、積極的な役割を果たすことが期待されます。今回は法廷見学や模擬裁判を通じて、裁判の手続きの進め方や法廷の様子、裁判官、検察官、弁護人の役割や被告人の置かれている状況を理解し、人権保障について考察することができました。

 以下、生徒たちの感想です

「今回の裁判所見学では模擬裁判を行い、裁判について非常に詳しく知ることが出来ました。特に印象に残ったのは、本物の裁判官の方が「最も印象に残っている裁判は?」という質問に答えている時でした。その裁判官の方は、執行猶予期間中に窃盗をしてしまった老人に再度の執行猶予を与え、それからしばらくしてその裁判官の元に老人が無事に執行猶予期間を終えたと言う知らせが届いたという話をしてくれました。私はこの話を聞き、私は裁判官の負う重い責任と優れた判断力に大いに感心し、その思慮深さを見習わなければならないと感じました。」

「私は裁判員制度について法律が分からないと難しいものだと思っていました。しかし、法律が分からなくても裁判官が詳しい法律を教えてくれることや、判決を決める会議で裁判員として参加した人たちが発言しやすいように話を振ってくれたり、事件に関連する写真はモノクロにしたりイラストに変えたりなどと言った様々な工夫が行われていて、もし私が裁判員制度に選ばれたら行ってみたいと思えました。また裁判のときに裁判官はどうして黒色の法服を着なければならないのか疑問でしたが、誰の意見にも染まらず平等な立ち位置だからという理由だと知ることができました。他にも大人になったら窃盗する癖が出てしまう人が多いことや、法律によって課せられる年数が決まっていることも今回の見学で知ることができ、とても勉強になりました。」

「私が裁判所を見学して感じたことが2つあります。1つ目は、裁判所を身近に感じられたということです。私は小学生の時に1度裁判所を見学しましたが、その時は小学生だったということもありどこか他人事のように思っていました。しかし、中学・高校と様々な知識を身につけて行った裁判所は、小学生のときに見たものよりもすごく身近に感じることができ、とてもいい機会になりました。2つ目は、模擬裁判を通じて裁判の流れを掴めた点です。教科書で見るよりも実際にその場に行き経験できたため、わかりやすく自分の中でイメージができました。その他にも裁判所で働いている人に話を聞いたり、裁判官に質問をして答えて貰える機会など、貴重な体験ができてとても良かったです。」